オークション出品編 ハンドメイド・手作り品を売ってみよう

ハンドメイド品をオークションで売る場合の注意点

 昔から手作りのお品を手作り市やギャラリー、ショップやフリーマーケットで販売する方はいましたが、 最近ではパソコンの普及とネットオークションのおかげで、趣味の延長として手軽に販売する事が出来ます。
 そこで、ハンドメイド商品をオークションで売る時の注意点をリストアップしてみます。

  • 【出品時の注意事項】
  • 商品画像
  • 出品の題名
  • 具体的な説明
  • 説明欄のテンプレート

 以上の点について個別に解説していきましょう。

商品の画像に最大限、気を配る事が売り上げアップの秘訣

 ハンドメイド品をオークションで売る場合、最も重要なのが商品の見栄えを左右する商品画像です。 最近のデジカメをお持ちであれば、画素数に関しては全く問題ありません。写真を撮る上で準備しなければならないものは以下の通りです。

  • 色画用紙(文具店や100円ショップで購入可能)
  • レフ板(白い厚紙を二つ折りにすれば十分です。商品の大きさに合わせて作成して下さい)
  • 卓上蛍光灯(光を昼夜問わず効果的に当てるなら必須です)
  • 三脚(固定できれば小さくても問題なし。オークション用小型三脚詳細はこちら
  • 他の物が移りこまない十分なスペース(部屋の壁を使用する為、その周りを片付けましょう)

 準備が終わったら今度は撮影です。特に特殊な技術があるわけではありません。最低限気を付けるべき事を行えば、誰でも簡単に綺麗な商品画像は作成可能です。

コントラストに気を付ける

 写真を上手く取るには光の加減、陰影をしっかりとコントロールする事から始めます。 通常、昼間の日差しを利用するのが最も効果的な写真を撮る事が出来るのですが、ここでは蛍光灯を利用する事によって、天候と時間に左右されない撮影方法を紹介します。

  1. 部屋の壁に商品の大きさや素材、色にあった適切な色画用紙を、半分が設置する程度の長さで貼り付ける
  2. 商品を画用紙の上に置く
  3. 蛍光灯で側面から光を当てる
  4. 逆側に手作りレフ板を置き、光の当たり具合を調節する
  5. 三脚を設置したデジカメで撮影

 撮影時の注意点は、「光の当たり具合の加減をコントロールする事」、「手ブレが生じないように三脚をしっかりと固定し、フラッシュはたかない事」です。フラッシュをたくと、商品の表面が鏡面だった場合反射光が写り込んでしまうのと、商品本来の色調がうまく出せません。 また、フラッシュの入った画像は素人っぽさが出てしまうので使用は止めておきましょう。

出品時の題名を考える

 題名は画像の次に重要な要素です。それは、いくら素晴らしい手作り品だとしても、人に見てもらわなければ始まらないからです
 オークションで商品を検索する場合、通常であれば自分の探したい物に関連するキーワードで検索する事になります。例えばテレビであれば、「シャープ」「液晶」「テレビ」「42型」、 といった風に自分の探したい商品のキーワードを複合して入れることになります。また、型番をそのまま入れる場合もあるでしょう。
 しかし、ハンドメイドの場合は商品の型番があるわけではありませんし、個人的なギャラリーやお店が無ければ自分の商品に対して知名度はゼロなわけですから、 何かしら消費者が探しやすいような特定のキーワードがあるわけでもありません。

 では題名を決める時に何をすれば良いのか。それは、商品の特徴をしっかりとキーワードとしてちりばめる必要があります

 例えば携帯ポーチを作ったとしましょう。この場合、

 ・「かわいいベージュの携帯ポーチ 手作り品です

 として出品するのと、

 ・「携帯入れポーチ,ケース ベージュ ハンドメイド,手作り品 レース付き

 とするのでは、どちらが検索にヒットする率が上がるでしょうか?題名の見た目よりも、検索する時に使うキーワードを狙うには、複数の同一キーワードを入れておく必要があります
 例えば、「ポーチ」と「ケース」はこの場合同じ意味で使用されます。更に「入れ」もここでは同義語です。「ハンドメイド」と「手作り品」、どちらも同じ意味ですね。「ベージュ」や「レース付き」等、色の特徴、商品の形状の特徴は文字数制限いっぱいになるまで入れておきます。
 このようにさまざまな同義語を入れておくことで、人の目に触れる機会を増やす事につながるわけです。

説明欄にテンプレートを利用しよう

 ここまでくれば後は商品の説明です。自分がどうしてこの商品を作ったのか、どういう所がかわいらしく、どういう工夫で使いやすくなっているかなど商品の具体的なアピールポイントをまとめましょう。 また、商品の説明以外に、説明や郵送方法を記載する説明欄をhtmlタグを利用して彩りをつけましょう。
 テンプレートを利用するのも一つの手です。テンプレート詳細はこちら 商品の説明欄に何も彩りが無いと、折角写真を奇麗にとっても、落札希望者を不安にさせてしまいます。しっかりと必要事項を記載する事で、落札後にトラブルにならないようにしましょう。

オークションとの相乗効果で自分のサイトで簡単ネットショップを開設する

 オークションで出品する以外にも、自分でサイトを開設し、手軽にネットショップを行う事も可能です。 オークションの場合、定期的な出品手数料や落札時の手数料がかかりますが、自分のサイトであればそれらの手数料はかかりません。
 また、自分のサイトがあればサイトのデザインも自由に変えられますし、よりお客さんとの距離も縮まり、楽しく手作りライフを続けていくことが出来るでしょう

 もし、サイトの作成をご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければサイト開設の仕方からホームページの作成代行まで承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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